ラクになった瞬間~現実はいくらでも変えられる~

仕事も生活も、ぜんぶ思ったまま自由に生きる人

「働きたくない本音」というのは、それをネガティブと、そしてそれを構成するシステムを「変わらないし」になっているからじゃないかも

かとうゆうです。

 

直近は、ジェンダーギャップについて熱く語ってしましましたが。

 

「働く」

 

そういうと。

「もしお金が入るなら”働きたくないっていうのが本音。非現実的だけど(笑)」

なんていう方も多いかも。

 

でも、そもそも

「働く」に、ネガティブ要素が出てきてしまったのは

 

「労働の外部化」

 

すなわち

資本主義のシステムです。

 

「お金あげるね。だから、いわれたことやって」のシステム。

 

今まで

「生活=働く=趣味」は同じでした。

 

もちろんサバイバル時代は「生きる」があるので、大変ではありましたが。

「労働の外部化」が起きたのは、東インド会社以降、大航海時代以降。

 

大衆化したのは産業革命以降。

わずか200年もないくらい。

 

200年って長い?

いえ。

 

私たち「生命」です。

生命の、人類の万年の歴史からすると「一瞬」です。

 

で。

 

「外部化」

 

生活=働く=趣味から

「働く」だけを、分離しました。

 

完全に分離です。

 

分離した先の世界は

「あなたの意思。興味、関心、やりがい」とは無関係。

 

確かに、最近では自己申告やらキャリア育成などいってますが

基本原理は変わらない。

 

自己申告したところで、結局、所属は「密室」で決定。

キャリアっていっても、勝手に「ジョブローテーション」

 

要するに「コマ」になります。

 

たまたま「おもろいな」という仕事もあれば、

「全然、意味を感じない」けど、仕方がないという仕事もある。

 

分離した先の世界。

これは、企業も、NPOも、あらゆる組織原理がそうですね。

 

もちろん「濃淡」はあります。

NPOにせよ、企業にせよ

「存在価値」を重視する組織は、

「関心・やりがい」につながりやすい。

 

だけど、企業規模が大きくなってくると

「コマ」です。

 

新卒で「開発やりたい!」と入社し、当初所属しても

2,3年すると「次は運用ね」とか。

 

めちゃ成果あげた人も、「人事ではありがとう。じゃあ、今度営業ね。」とか。

 

よくある話ですね?

 

なので結局こうなります

「とにかくお金をもらうんだから、どんな仕事でも、一定のパフォーマンスを上げる」

 

このスキルが磨かれる。

やりがいとか、生きがいとはちょっと、あるいはまったく違う世界。

 

こうした「分離」

「外部化」

 

これは基本的に「生命にとって異常な形態」です。

 

「異常」なんです。

 

まずここに立脚しないと。

 

そして今、どんどん「変化」

 

ココナラみたいなスキルシェア

副業推奨

週休3日

残業禁止

 

もう「時間量」じゃないし、

 

そもそも

「その人がもっともパワフルになってもらうためには、プライベートも含めてシアワセであること」

 

これ、ごく当然のことに注目されてます。

 

ワークライフバランス

 

1960年代の、時間量と「男女区別」を成功体験としてきた人には未だに理解してもらえませんが、

 

もう時間じゃない。

付加価値。

 

毎日同じ職場、同じ人間関係。

そこに、どっぷりひたるよりも。

 

むしろ副業どんどんしてもらって。

趣味もどんどんしてもらう。

 

その方が

付加価値あるアイディア

解決策が生まれます。

 

そして「多様性」

同じ職場、同じ人間関係よりも、

 

たくさんの「視点」

 

これがあった方が、付加価値はパワフル。

 

なので、もう地球規模では「変化した」といってもいいくらい。

 

会社、NPO、組織、変えるの難しい?

そうでしょうか?

 

思いを共通する人と「社内プロジェクト」でも、

SNSでどんどん発信するでも

フラットな社風なら「組織上位者に提案」とか。

 

どんどん。

 

でも

「そうかも。だけど変わらないし」

 

でも「変わらないし」ということで、今、日本は元気がない。

 

政治家?変わらないし

賃金・待遇?変わらないし

資本主義?変わらないし

 

で起きているのが「愛情の内向き化」

 

要するに「変わらないし」の世界のままでは

「自分」が維持できない。

 

そのため「絶対防衛ライン」として、プライベートを強化する。

 

身近な人にはたっぷり愛情。

他人は、シビア。

 

よく例に出しますが。

家族愛情たっぷりの人。

スーパーの店員には「ぞんざいな言葉」「上から目線」で、クレームつけたり。

 

スイスなどヨーロッパの知人からすると

「日本人は、自ら、”箱”に閉じこもってる。もっと”突き抜けていい”んじゃない?」

 

あなたの人生でしょ?

 

という印象をもたれたりする。

 

バブル崩壊なんていいますけど。

これも「いいわけ」なんです。

 

「21世紀の資本」の著者トマ・ピケティが証明したように、

 

資本主義は「成熟・飽和が長く続くのが常態」

 

つまり「普通」の状態です。

 

高度経済からバブルまでが、むしろ戦後復興期を含む「異常な時代」

 

だから、別にバブル崩壊くらい、よくある話。

そこからの復活も、よくある話。

 

だからバブルが・・・政治が・・なんて「いいわけ」して

「内向きの愛情」になっている場合じゃない。

 

もっと

「あなた全快でいい」し、もうそれが実行できる時代なんです。

 

1社だけに所属・週5日・1日8時間

これも、もう「単なる選択のひとつ」に過ぎません。

 

スイスでは50-100%まで選択可能。

 

つまり育児や介護は50%。夫婦で100%

ひとだんらくしたら「80%」とか。

 

1社で50%、1社で50%

 

世界中でできていることが、日本でできないのは、

バブルとか、政治とかじゃないですね。

 

働く・・・だって、職種によっては「オンライン」

つまり、空間も、時間も選択できます。

 

だけど。

「変わらないし。そういうもんだよ。」になっちゃってる。

 

ネットをみれば「たくさんの選択肢」があることがわかります。

 

たくさん、です。

 

日本でも、たくさん。

 

なので「働く」は本来「趣味=生活」ですから。

 

「働きたくない本音」というのは、それをネガティブと、そしてそれを構成するシステムを「変わらないし」になっていると感じています。

 

働く=趣味=生活

自分を表現すること

あなた全快であること

 

これを目指せる時代になっている。

 

すでになっている、ということです。