かとうゆうです。
前回は、「人や自然、自然のシアワセと、あとは自然や物理法則以外当たり前のものはない」って話でした。
これ知っておくと、どんどん【思い込み】外れます。
会社の話、ちょっとしましたけど。
会社って生まれたのが1600年大航海時代。
日本だと明治くらいだから150年。
まぁ、そんなもんです。
地球の46億年。人類の歴史に比べたら。。
ティール組織。
組織からアンバーからティールへ進化するっていう理論です。
ティールは全員フラット、全員経営者です。
だから、上司とかいらないんです。
上から決めたことがふってくることもない。
で、実際に世界でそういう企業あって。
業績もいいんです。
でも今の会社ってほとんどトップダウン。
だれかが決めて、やる。
従属と指示。
これ、知識の格差があった時代は適合的なんです。
だって労働者の人が経営やるってできないです。
経営者は富裕層ですし、教育も受けられた。
情報量が全然違う。
で、その後どんどん情報格差がなくなった。
今どうですか?
インフルエンサーとかYoutuberとかふつーの人が、社会やモノを動かしちゃいます。
経営だって別にMBAとらなくてもいいし、身分もないし。
スキルシェアもどんどん。
情報がどんどん個人に流れる。
そして個人が、もう無限のむすびつき、SNSで広がる。
だから判断できる。
なんでも、です。
個人が情報パワーを持ち、社会が複雑化。
こんなときに少人数の「意志決定者」で、決定しても、とうてい付加価値を生む観点からすると制限的です。
だから多様性とフラットな組織が必要。
そこでティール組織なんです。
会社には、上司がいて、指示する人と実行する人がいるっていう構造自体、古いんです。
日本の企業みてると、わかってないなーと。
気持ちはわかります。
高度経済成長、経済大国2位。
すごいですね。
国土が壊滅してからですから。
そのときの成功体験。
「時間とモデル化」です。
国土が壊滅して、餓死者も出たんで、とにかく生産するしかない。
もう個性が・・・とかいってられないので。
まずモデル化。
男性は仕事。それを支援する専業主婦。
で、もう早く生産するしかないから、同じ場所、同じ時間、同じ行動。
機械の歯車になって、どんどん回転。
世界経済も復興期でしたら、どんどん回転。
つまり時間を投下すればするほど、もうかる。
だから「がんばる=時間量」
「仕事は、ときにばりばり残業して、がんばる」
給料もあがりました。
だから「仕事に集中してばりばりやる」
とかって、成功体験。
でも今違います。
ある意味、高度経済成長期って異常期ですから。
だいたいパパが全然家にいないって、人間としては不健全ですし。
女性が個人の選択にかかわらず家庭だけってのもヘン。
深夜残業なんて健康にもよくない。
おまけに今の社会。
さっきもいいましたが、個人と複雑化です。
特定の層が判断してても、いい付加価値生まない。
だから
フラットで、男女関係なく、個人が「あなたらしさ」を発揮するかどうか?が大事なんです。
だから多様性も大事なんです。
それに朝から晩まで、同じ場所、同じ人と仕事にかじりついてるだけじゃ、かえってアイディアは生まない。
どんどんプライベートも含めて、経験し、体験して、たくさんの視点をもってもらうほうがいいです。
「仕事をばりばりやる。そうすればすべてうまくいく」なんていってた経営者いましたけど、もう呆れてしまって。
今は1960年代かよって。
でも、日本の企業。
相変わらずだなって。
数字みてください。
残業は、先進国でも多い。
賃金は最低。
生産性も最低。
北欧は、別に残業しなくたって、生産性トップクラス。
あきらかに「もうこのやり方じゃだめだよ」ってことなんです。
でも、わかってないんですよね。
最近だと、「コロナが落ち着いたから、出社原則に」とかって。
ご丁寧にルールまで設定して。
これやっちゃうと、「あなたらしさ」が低下します。
働き方なんて、時間、空間はどこでもいいんです。
「その人にあった働き方をしてもらった方が、付加価値を生む。アイディアがでる」
アイディアってのは、同じ行動してても出ない。
朝から晩まで、同じ人たちと同じようなこととしても出ない。
副業解禁も当然です。
個人がどんどん豊かな視点をもってもらった方がいい。
でも、わかってないですね。
どうしても「モデル化とルール」にしがみつく。
もう戦後復興期じゃないですから。
少子高齢化なんていいますけど、はっきりいって経済低迷の原因じゃないです。
明らかに「これまでのやり方を客観視できてない」んです。
一生懸命働いて、それでも給料あがらなくて、時間は会社に拘束されまくって、、、
かたや「プライベートも充実。給料あがって、時間は自由に」、、、でも業績もいい。
もう、ほんとにね。
よくいます。
「戦後復興期の成功体験」を客観視できてない人。
で、これ変えればいいです。
もちろん会社で有志を募って、、、とかもできますけど。
そんな難しいことしなくたって、みんなで「発信」すればいいんです。
どんどん。
だってこの社会が発展したキーワードは「個人への情報量が圧倒的に増えたから」です。
だからどんどん発信して、気づいてもらう。
これだけで社会変わります。
会社ってのは「割り切って」「鎧を着て」働く必要、本来ないです。
今が「ヘン」
プライベートも、仕事も楽しくいける。
ずっといってますけど。
別に地球の公転法則じゃないんです。
いくらでも変えればいい。
そのためには「時間量でがんばる」をはかるとか、「集団的ルールをきつくする」とか、「みんなで同じように同じ場所で」とか。
全部違います。
ビジネスは付加価値を生むこと。
複雑化社会の中で、それを生むためには、できるだけ多様なバックグラウンドをもった人が集まって、フラットにアイディアを出すこと。
その人がアイディアをだしやすいように「プライベートも、仕事も、できる限り”その人らしく”いられるようにする」
これだと思うんです。
ましてオンラインなんてふつーですから。
「オンラインはコロナの回避手段」とか思っているヘンな人未だにいますけど。
リアルもオンラインもそれぞれよさがある。
だいたい「リアルだけにしがみつく人」って、そもそもオンラインをやってみようともしませんね。
明治時代でいうと、電話ってのがきたけど。
「俺は、対面じゃないとできないんだー」とか。
昭和でFAXってのがきましたけど、
「俺は、直接話すんだー」とか。
要するにオンラインコミュニケーションってのは、今の時代のデフォルトのスキルなんです。
デフォルトですから。
それができないって人は、リーダーポジションにいちゃいけないってくらい。
くり返しますけど。
賃金も生産性も最低。
残業は多い。
経済は伸び悩み、あるいは漸減。
明らかに「おかしい」状態なんです。
だから変えましょう。
発信しましょう。
語りましょう。
つぶやきましょう。
そして変えましょう。
それでは今日はこのへんでー。