かとうゆうです。
今日は「鑑定者として、占いの”秘密”」を。
(副業というか本業というか、鑑定もやっています)
最初に結論です。
「占い結果は、すべて”中立”である」ということです。
そもそも人は「体験したい。学びたい。」というテーマをもって生まれてきます。
その体験ができるようある程度は、ストーリーを描いてくるといわれます。
しかし毎年、毎局面でどうする、、、というところまでは決まっていません。
基本的なテーマがありますが、それをどう表現するか?は本人の選択です。
誤解されやすいのですが、運命として「どうにもならない」のは次のものだけです。
・生まれた日時、場所、国とか地域
・親や育った環境
これは「どうにもならない」ですね。
でも、どうにもならないということは「どうしても学びたいから選択した」ということになります。なので「どうにもならない」ではなく「それを選択、設定してきた」ともいえます。
辛いケースもありますが、それでも「学びたい」として自分で設定したものです。
さて、占いが「当たる」という構造は次の通りです。
もともとテーマがあって、その体験にふさわしい「自然のポイント」を選んできます。
星々の位置とか、地球の磁気とか。
(以外にも、手相や言霊のようなものがありますが、一旦簡略化します)
大事なことは「テーマがあって、体験したいことがあって、それに適応できる瞬間と場所に生まれる」です。
「生まれる場所が先」ではありません。
そして前述したように、確かに「一定の傾向」をもって生まれてきますが、「どうにもならないこと」以外は、すべて本人の選択に任されます。
その選択の中で、比較的「一定の傾向」に近い選択を多くとる人は「占いが当たる」ことになります。
でも、これ鑑定の奥義ともいえますが、実は「占いがまったく当たらない人」も存在します。これ私がいってるわけではなくて、占いの大家もいってたりします。
もちろん占い自体がイケてないときもありますが(苦笑)、もう本当に精緻でずばずば当たるなんていう占いだとしても「当たらない人」がいます。
手相が示す暗示と、全く異なる人というのもいます。
四柱推命などはそうした「例外」をなんとか法則で適用しようと、さまざまな例外規定をつくってきました。ですので、複雑怪奇なものになったりします。
さらにその「例外規定」を「原則に混在」させたりするので、もう百家争鳴です。
でも、確かに、どんなに正確で抜群に当たる占いでも「当たらない人」がいます。
でも、これ前述を考えると「当然」のことでもあります。
さきほどいったとおり、大きなテーマと体験したいことを決めてきています。そして一部に「どうにもならないと設定したこと」もあります。でも、それもぜんぶ「織り込み済み」です。
そしてそれ以外はぜんぶ「本人の選択」に任されます。
すなわち「選択の方法によって、占いが示す傾向とまったく異なる人」が存在するのです。
ここで大事なことは「占いが示す傾向通りにいくのか?いかない方がいいのか?」ではなくて、「基本的に、人生は自分次第なんだ」という視点を持つことです。
占いが、なにかネガティブさやポジティブさを示したとしても、実は「本質的にそれ自体は”中立”」
そこにどのような意味や価値を与えるか?という本人の選択が大事だということになります。
ですので、実は「ネガティブあるいは気に入らない占いは気にしない」というよくある話も、実はとても有効だということがわかります。
逆に「占い結果で、”いい”とか”悪い”とかを単純に示すだけの占い、あるいは鑑定は”単純すぎる”」といってもよいかもしれません。
占いや運命があるから起きているわけではなく、大きなテーマと本人の選択によって「本人自身が体験している」からこそ起きるわけです。
ですので占いとの上手な付き合い方は、「結果が当たるかどうか?ではなくて、結果に自分にどのような意味を与えるか?」です。
よく天中殺といいますが、これを単純に「辛い」時期だと評価するのはシンプルすぎます。
天中殺に「大開運した人」はざらにいます
人生には、なにか目に見えたものが、目に見える形で出会うことが多い局面と、目にはみえない気づきや学びに出会うことが多い時期があります。後者は、「物質的成功」を必ずしも意味しないために、「ネガティブ」な名前で評価されますが、どちらの局面も「あなたにとって意味がある」可能性があるものです。
そして「意味や価値」は本人が与えるものですので、天中殺だろうが殺界だろうが「成功」する人はたくさんいるわけです。
かんがえてみれば「星々」は、そんな私たちの具体的現実的なことまで「影響」しません。星は悠久の存在なので与える影響は「とても抽象的で本質的なもの」です。
それをどう具体化するか?は「あなた自身」です。
なので「占いなんて頼らない」のも選択としてありですし、
「占いはぜんぶポジティブな意味がある前提でみる」のも選択です。
ひとつこれはおすすめの「占いとの付き合い方」ですが、といってもあくまで一例です、人それぞれなので。
「自分の生まれてきたテーマは?そして今のテーマは?」そんなヒントをみるためのツールとして使ってみることです。
いつ当たる?とか、いつ出会う?とか、もちろん当たる場合もありますが、当たらない人もいる。
そしてそこに本質はない。
そして人生は「基本、あなたの選択次第」です。
なので、当たる当たらないを超えて、「人生のテーマのヒント」としてみたりすると、占いは「楽しいエッセンス」になるかも、と思っています。
占いをやらないもよし、やるもよし。
「人生はあなた次第」ですね。
それでは今日はこのへんでー!