かとうゆうです。
ちょっと今日は毛並みの違うテーマ。
「利益」の話です。
「利益」は商品やサービスの対価
そして、企業継続の原動力
なのでとても大事ですが、
「利益っていう範囲を限定している」と感じています。
たとえば、社会課題を解決するNPO。
「社会課題を解決することで、利益を得、事業を継続しています」
日本人は特に「利益」「お金」「汚い」のイメージがありますが、
人間の体でいうと「血液」みたいなもので、利益は「フラットな存在」です。
またNPOは「ボランティア=もうけちゃいけない」なんていうのも固定観念だと思っています。
そもそも
「利益」に
商品・サービスだけじゃなくて、社会課題を解決する、もっと人が幸せになるっていうことを含めた方がいい、と思っています。
「利益」は「血液」なので。
別に汚いものでも、なんとなくごりごり主張しちゃいけないものでもなく、生存に必要な血液と同じ。
そうすると、別にNPOが「利益をあげる」のは全然「汚い」話でもなんでもなくなりますし、給与水準が低い現状ですが、それも「別に普通に給与もらってもおかしくない」
そもそも「利益=マニュファクチャ=資本主義」によって、色づけ・制限されちゃった・・・と感じています。
同時に、企業も。
・年々増収
って、おかしくない?って思っています。
「価値の提供を継続できる」が大事。
株式市場の存在で、「年々増収」をいわないといけない。
そのために社員の給与を抑えて、配当に回すとか、、、
おかしくない?と。
そもそも株式って「資金調達」で始まりましたが。
今はクラウドファンディングやマイクロファンドというアプローチがあります。
これをもっと規模感あるシステムに変えれば
「株式市場」っていらないじゃん?
なんて思っています。
株式市場がなくなると「金融支配主義」みたいなこともなくなりますし、どこかの巨大なファンドや投資家が「事実上世界を動かす」みたいなこともなくなる。
もちろん相当な量が必要なので、
「相当な量が必要自体を相対化するという、シビアな制度設計は必要」ですし、相当な抵抗勢力がありそうですが、でも、、、もう「兆し」はあるから、いずれそういう抵抗も崩れるかな、と思っています。
そんなこんな考えると、
「利益」
商品・サービスだけじゃなくて、
社会の問題解決、人々のQOL向上とか、もっと「ヒューマニティ」に沿ったアプローチだって含んでいいんじゃないかな?と思っています。
それでは今日はこのへんでー!