ラクになった瞬間~現実はいくらでも変えられる~

仕事も生活も、ぜんぶ思ったまま自由に生きる人

「箱(組織)」はいらない、「役割も給与も”自分”で決める」・・・なぜなら「すべての人は対等で、価値ある存在だから」

かとうゆうです。

 

今日はおもいつくこと2つあるんですけど。

昨日の続きかなって。

 

「箱」はいらない

「お金」どうするの?ですけども。

 

まず、3つくらいありますね。

1.基本給

2.昇給

3.賞与

 

1は、もうサイボウズがやってますんで。

オファー型

cybozu.co.jp

 

2と3

要するに「もっとほしい」場合。

 

基本は

「オープン」

「話し合い」

です。

 

実際、ティール組織企業を念頭に、「日本風」に考えてみました。

 

まず会議体

1.「原資確定会議」

2.「評価合意会議」

 

固い名前だから、もっとやわらかな方がいいと思いますけども(笑)

 

1.「原資確定会議」

そもそも「賞与や昇給」で「分配できる総額」について合意する場です。

 

・全社員、メンバー参加可能

 ここがポイント。

 誰かが「密室」で決めない。

 「分配総額」は、財務会計とか難しいこと知らなくても、

 「論理的に説明可能」です。

 

 たたき台は経営が出す。

 それについて、「参加者全員」の、

 投票でも、「挙手=多数判断」でもいいんですけど。

 

 「確定」

 

 投票っていうと日本人は堅く考えて

 「全員投票義務」みたいにしますが、

 「参加するか?投票するか?」は「任意」

 

 で。

 リアル・オンライン同時開催。

 日本の人って、ときどき「正式性が高いものは、リアル」にこだわりますけど。

 別に普通にできますから。

 

 あと「委任」も

 委任状じゃなくて「誰かに委任」

 委任状って「勝手」ですよね?

 当日参加しないのに、賛否を一方的に提示する。

 じゃなくて、「当日参加予定の誰々さんに委任します」と。

 

 で「総額」を確定

 

 で「総額」から、「決められた計算式」で

 フラット評価はいくら

 アップ評価はいくら

 と「テーブル」を「自動的に算出」する。

 

2.「評価合意会議」

 ここが日本人に違和感あり、だと思いますが。

 

 基本「自己決定」です。

 「自己申告」じゃなくて、「あなたが、あなたを評価してください」と

 

 で、評価結果は

 「会議で完全オープン」

 メンバー全員参加して、話し合う

 

 

 ここ、日本人は「違和感」ですよねー。

 欧米とかだと「私はこのくらいだ!」って普通に主張できますけど。

 

 日本人はたぶん「ほぼ全員が”フラット評価”」に。遠慮して。

 アップ評価を自分からつける人はあんまりいないでしょうね。

 

 で。

 「話し合い」

 

 この話し合いが本当に大事。

 

 そもそも「金額の多寡で、モチベーションを喚起する」っていうのが、中世の考えです。

 みなさん、どうですか?

 S評価もらった!・・・「でも、もっとくれてもいいじゃん」

 B評価・・・まぁ、そうだよな(モチベーションに影響せず)

 マイナス評価・・・「完全にやる気なくす」

 

 「全員、”納得できてない”」んです(爆笑)

 

 そもそも「金額の多寡」じゃないんです。

 感謝、認知、応援・・・こうした「愛情」なんです。

 モチベーションって。

 

 なので「評価は全部オープンで、話し合う」

 

 たぶん日本人は「全員”フラット評価”」

 

 でも「話し合い」だとこうなります。

 「でもさ。Aさん、すんごいがんばったじゃん。だからアップでいいと思うよ!」

 「そうそう!」

 「いやー、でも、みんなだってがんばってるし・・・」

 「いやいや、そこはさ、今度私ががんばったらもらうから、今回は遠慮しないで!」

 

 みんなから「感謝、認知、応援」もらうことで、「金額じゃなくて」、やる気でますよね?

 「そうかー。じゃあ、もっとみんなのためにがんばろう」って。

 

 マイナス評価は「基本つけない」です。

 なぜなら「モチベーションに悪影響しかないので」

 

 なのでマイナス評価は、たとえば

 ・コンプラ違反した

 ・法規違反した

 ・会社に「○円以上の損害」を与えた

 ・病気などにより、「○○日以上長期休み」になった

 

 とか「明示」して、「自動的に適用する」

 

 で、多くの人が「フラット評価」なんですけど。

 

 この会議によって「話し合う」ことで、

 ・チームとしての一体感

 これが生まれます。

 

 これが本当に大事。

 

 だから「金額の多寡でモチベーションを喚起する」っていうのは、「傭兵」

 つまり「軍事組織」という、人間が「無機質」になって行動する組織でしか通用しない。

 

 だって

 「人間は生命」ですから。

 

 愛情、思いやり、感謝、優しさ・・・ですよね?

 

 これもきわめてシンプルな話だと思ってるんですけど。。。

 

 もう学校からずーっと「そういうもの」できちゃっているので、

 なにかあると

 「箱」

 「箱に人を閉じ込めて」

 「優れた人、劣った人を”他人”が決定する」

 

 これになっちゃってる。

 

 そもそも

 「情報の分断」っていう時代じゃないですね。

 

 国家の経営は「王様」だけじゃない。

 今は「市民」誰でも、判断

 

 なぜなら「人は”対等”」だから。

 誰だって「情報あれば、判断できる」

 

 だから「経営情報(インサイダーとか除外)」って、基本全オープンでいいんです。

 

 むしろその方が

 「今回、賞与みんな少なかったけど、でも、会社がこういう状態だからな」と納得できるし、「だったら、部とか課じゃなくて、会社をよくしよう」という全社視点をみんなもてる。

 

 存在目的が、部や課じゃなくて

 全体

 

 これがティール組織の最重要エッセンスだと思っています。

 

 参考)前回の。

 

 

fivelaws.hatenablog.com