ラクになった瞬間~現実はいくらでも変えられる~

仕事も生活も、ぜんぶ思ったまま自由に生きる人

今明かされるブログをはじめた理由・・・そして、日本の学校、企業、社会が「前近代的」だという話

かとうゆうです。

 

日本の教育。

これは「深刻なレベル」だと思っています。

 

江戸時代と変わらない。

ネットも、個人の時代にもなっているのに。

 

基本、江戸。もっというと王朝や朝廷のあった時代と変わらない。

 

よく私は「兵隊及び後方要員育成と”同じ”」と表現します。

 

これ。

社会学者の小熊英二さん、

「戦後、市井に復帰した軍人たちが、意図せずモデルとして適用したのが”軍事組織”

という主旨を。

 

今から軍事組織のエッセンスを書きますが、驚くほど「教育」と同じなんです。

 

まず大前提。

「命令に従う」

 

これ軍隊では「そう」ですね。

 

だって、

「お前たちは、右へ行け!」

「いや、でも。敵の戦力的には・・・・」

なんていってたら、戦闘に勝てない。

 

戦争・兵士っていうのは、ある意味

「生命ではなく、無機質なものになる」ことです。

 

意思とか関係ない。

 

この「命令に従う」を美徳とした場合、

支えるための、エッセンスのひとつが

 

「階級組織」です。

 

要するに「上官」と「以下」が存在。

上官は単なる役割ではなくて、「絶対的権力者」

 

つまり「自分たちより”優位”な人間」です。

 

教育。

どうでしょう?

 

「先生=上官」ですね?

 

稚拙で劣った生徒を指導する人。

 

だから不思議なことを求めます。

「先生の話は、両膝に手をおけ」

「先生の話を不用意にさえぎってはならない」

 

残念ながら「教育」も同じです。

さすがにこれを厳密に求める学校は少ないですが、

「それが”美徳”=よい生徒」のモデルであることは変わらない。

 

もっというと「企業」も同じ。

上司=上官、ですね。

 

フラットな組織といっても、部長課長レベルで、役員とか社長になると

「従う」というロジックが働く。

 

さらにいうと、この

「指示と従属関係」は、

数千年前、王朝やら朝廷といった頃と同じ、です。

 

今や時代は「個人の時代」なのに。

 

階級構造、そして

規範・ルール」です。

 

軍隊は必要ですね?

さすがにこれがないといけない。

 

服装も「同じ」必要がある。

だって、戦闘中、敵か味方かわからない。

 

冬に、真っ赤な服なんて着られたら、みつかります。

 

全員同じ服装、同じ行動。

そのための「ルール」

 

いうまでもなく「学校」も同じ。

靴下、下着の色まで指定なんて、「異常」だと思いませんか?

そして「集団行動を、あれほど”異常なまで”に是とする」のおかしいと思いませんか?

 

さらにいうと企業も同じ。

今も、必要性じゃなくて、制服やら、儀式ですね。

全員集めて「訓示」とか。

 

訓示!?

これぞまさに「指示と従属」

軍隊そのものです。

 

階級構造、ルール、そして

他者比較による評価査定」です。

 

体力、頭脳。

こうしたことについて、軍事組織は「テスト」をします。

そして「点数化」

 

なぜなら「個性」はどうでもよくて、「無機質な機械」として採点し、競わせる。

なので、テスト大好きです。

 

でも、軍隊は仕方ないです。

例えば、軍隊に「自己申告制度」あったらどうでしょう?

ちょっと収集つかないかも。

もちろん軍隊も「希望」はとりますが、「それだけ」ですね。

 

希望はとる、だけど密室で誰かが勝手に決める構造。

 

企業・・・・同じ、ですね、、、残念ながら。

自己申告だキャリアだといっても、どんどんローテーション。

「あなた以外の誰かが、勝手に、あなたの仕事を決める」のは変わらない。

 

教育・・・いうまでもないですね。

内申点

正直いって「ばかじゃないの?」と思います。

委員会出て何点、部長やったら何点・・・・

 

もう子供の個性も希望もへったくれもなくて、

「単に、自分たちが決めたモデルに強制的に向かわせているだけ」ですね?

 

ちなみにテスト主義は、企業も蔓延。

SPI検査なんて、完全に無駄なことをしている。

 

テストって、基本「フロー情報の暗記」なんです。

フローってことは、時代で変わる。機械でも代替可能。

英語だって、ちょっとした会話くらい翻訳ツールできますし。

数式をたくさん覚えるよりも、アインシュタインがなぜそこに疑問をもち、どんなひらめきで、公式を完成させたか?・・・その意思と背景という「ストック情報」がはるかに重要。

 

だけど「フロー」

覚えきれないほどあるので、塾なんていってます。

 

、、、という感じで、残念ながら

・階級構造

・規律とルール

・点数による評価

 

教育も、企業も「同じ」

 

一方、どんどん躍進する「ティール組織」

 

社長?、、、まぁ、同じ人間だよね?あ、、、ちょっと、ちょっと。この前の経営方針って変だと思っているんですけど??

 

えー?そう?ちょっと話聞かせてよ。

 

今や時代は、複雑なんてもんじゃない。

スピードもどんどん。

 

「ひとりの人間が、あらゆることに優れた判断ができる」ことを前提とする

管理やマネジメントって「付加価値を生む制限」にしかならない。

 

役割がなんだろうと関係ない。

新人だろうと関係ない。

 

みんなでこの問題、どうやって解決するかアイディア出そう!

この方が、エクセレントなアイディアが生むのは「当然」ですね?

 

だから、管理職は「いらない」

 

リーダーはいるけど「その業務やプロジェクトに最適な人が、次々担当」

つまり「常駐型管理職」は「いらない」んです。

 

だって、その管理職だって「あらゆることに精通している」わけじゃない。

 

さらにいえば、情報はたくさん、誰でもとれますから。

「誰だって、経営的意見」はいえます。

 

誰でも、です。

 

産業革命の労働者。

教育機会すらない。

この状態では「意見」は出しようがない。

 

今は違いますね?

 

資格なくたって、誰だって起業、副業可能。

インフルエンサーというたったひとりが、社会を動かす。

 

なので

「ひとりひとりが”対等”、価値ある存在」

 

その人のパワー全快にしたい!なら

100人いたら、100通りのあり方が必要です。

 

そして、「プライベートも充実」の必要あるでしょう?

だって、仕事に影響しますから。

 

そして「時間」でもないですね?

朝から晩まで、同じ職場、同じ人でどうのこうのやっているより、さっさと退社して、新しい人のつながり、視点をもった方がパワフル。

 

そして「仕事とプライベートのあり方」は、人それぞれですね?

だから、ワークライフバランス

 

だから、今や日本は「軍事組織構造」になっていて、

アイディアを生み出す力も

創造する力も制限しちゃっている。

 

でも、これでもまだ「深刻」とはいえない。

 

深刻なのは

「この状態が、決定的に異常だ」ということに人々の多くは気づいてないことです。

 

気持ちはわかる。

ずーっと洗脳されてますから。

 

幼稚園・保育園から企業・社会人まで。

ずーっと。

 

さらに「親」から洗脳されます。

 

親も、その親から受け継いでいる。

「世代継承」

 

ずーーっと。

だから「これがおかしい?」とは思わない。

 

学校?・・・うーーん、いまいちだと思うけど、仕方ない部分もあるよね?とか。

会社?・・・そりゃ、いわれたことをやるしかないよね?だって会社ってそういうものだし、いやならフリーランスにでもなれば?

 

、、、という感じで「ある意味それが仕方ない、あり方」だと思っている。

 

これが「深刻」だと表現した理由なんです。

 

日本人・・・ほんとに、今、このハードルをどう超えるか?

正念場ですね。

 

じゃなければ、どんどん勢いは低下し、人材は海外に流れる。

 

、、、、ブログを始めた理由。

もちろんこのことだけじゃないですけど、

「気づいて!」

 

僭越なんですけど、その気持ちが強くこめられています。